互助会?葬儀場持ち?公営斎場?自宅葬?どこがお得で安心?

葬儀社のタイプについて

葬儀社の選び方で失敗したくないあなたへ

大切な人との最期のお別れ。後悔のないように、そして費用面でも安心したいですよね。でも、いざ葬儀社を選ぼうとすると、「互助会」「自社式場」「公営斎場」「自宅葬」など、聞き慣れない言葉がたくさん出てきて、正直何がなんだか…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、それぞれの葬儀形式や葬儀社の特徴をわかりやすく解説。あなたの状況にぴったりの「お得で安心」な葬儀社を見つけるためのヒントです。

葬儀社の種類と特徴を知ろう

大切な葬儀を後悔なく行うには、まずそれぞれの葬儀形式や葬儀社の特徴をしっかり理解することが第一歩です。ここでは、主要な葬儀の選択肢とその特徴を見ていきましょう。

互助会とは?メリット・デメリットを徹底解説

互助会は、毎月一定額を積み立てることで、将来の葬儀費用に充当できる制度です。

  • メリット:
    • 事前に葬儀費用を準備できるため、急な出費に備えられる
    • 会員価格でのサービス提供や特典がある場合も
    • 計画的な葬儀の準備ができる
  • デメリット:
    • 途中解約すると返戻金が少なくなる場合がある
    • 積立期間が長く、インフレで実質的な価値が目減りする可能性も
    • 特定の葬儀社に限定されるため、選択肢が狭まることがある
    • 倒産リスクがゼロではない(過去に事例あり)

「積み立てて安心」な一方で、途中で気が変わったり、いざという時に融通が利かなかったりする可能性も考慮しておきましょう。

式場を持つ葬儀社の特徴と選び方

自社で葬儀式場を持っている葬儀社は、その施設を利用して葬儀を行います。

  • メリット:
    • 施設が充実しており、一貫したサービスが受けられる
    • 貸し切りで利用できる場合が多く、プライベートな空間でゆっくりとお別れできる
    • 急な依頼にも対応しやすい
  • デメリット:
    • 式場使用料が発生することがあり、公営斎場などと比較すると費用が高くなる傾向がある
    • 場所や規模の選択肢が限られる場合がある

「ワンストップで安心感」を求めるなら自社式場持ちの葬儀社が有力候補です。

公営斎場を利用するメリット・デメリット

公営斎場は、地方自治体が運営する火葬場併設の式場です。

  • メリット:
    • 利用料金が民間の式場に比べて格段に安い
    • 公平な運営がされているため安心感がある
    • 火葬場が併設されていることが多く、移動の負担が少ない
  • デメリット:
    • 予約が取りにくい場合がある
    • 設備やサービスが民間と比べて簡素な場合がある
    • 利用できるのは市民や住民に限定されることがある

「費用を最優先」するなら公営斎場が断然お得ですが、人気の斎場は予約がとりにくかったり季節によっては混雑することも覚悟しましょう。

自宅葬のメリット・デメリットと注意点

故人様のご自宅で葬儀を行う形式です。

  • メリット:
    • 費用を最も抑えられる可能性がある(式場使用料がかからないため)
    • 故人様が住み慣れた場所で、アットホームな雰囲気でお別れができる
    • 時間や形式の自由度が高い
  • デメリット:
    • スペースの確保や準備が必要
    • 近隣への配慮や駐車場の手配など、手間がかかる場合がある
    • 弔問客が多い場合は対応が難しい
    • マンションやアパートなど集合住宅では難しい場合もある

「故人様らしく、費用も抑えたい」と考えるなら自宅葬も選択肢に。ただし、準備の手間や物理的な制約も考慮が必要です。

費用を抑えるポイントと葬儀社選びの落とし穴

葬儀費用は人生でそう何度も経験することではないからこそ、「相場が分からない」「高いんじゃないか?」と不安になりがち。ここでは、費用を賢く抑えるコツと、注意すべき葬儀社の特徴をお伝えします。

葬儀費用を安くするならココを見よう

  • プラン内容を比較する:複数の葬儀社から見積もりを取り、含まれているサービス内容(祭壇、棺、安置費用、人件費など)を細かく比較しましょう。
  • 不必要なオプションを削る:「○○セット」といったプランは、本当に必要なものだけか見極めが肝心です。
  • 安置期間を短くする:日数が長くなればなるほど、安置費用やドライアイス代がかさみます。
  • 会葬者の数を把握する:予想される会葬者の数によって、規模や必要なものが変わってきます。
  • 公営斎場を利用する:前述の通り、式場費を抑える最大のポイントです。

避けるべき葬儀社の特徴とは?

  • 詳細な見積もりを出さない:口頭での説明ばかりで、書面での内訳を提示しない葬儀社は要注意。後から高額な追加費用を請求される可能性があります。
  • 契約を急かす:考える時間を与えず、「今すぐ決めないと」と契約を急がせる葬儀社は避けるべきです。
  • 説明が不明瞭:専門用語ばかりで分かりにくい説明をしたり、質問に明確に答えなかったりする葬儀社は信頼できません。
  • 追加費用が多い:基本プランが安くても、後からオプション費用が次々と発生し、最終的に高額になるケースがあります。

「安い!」という言葉だけに惑わされず、内容をしっかり確認することがトラブル回避の鍵です。

納得のいく葬儀を実現するために

ここまで様々な葬儀の形や葬儀社の特徴を見てきましたが、一番大切なのは、故人様を心から送り出し、ご遺族が納得できる葬儀にすることです。
そのためには、焦らず、複数の葬儀社から情報を集め、比較検討することが何よりも重要です。生前のうちに、家族で「どんなお葬式にしたいか」を話し合っておくことも、いざという時に慌てないための準備になります。