死亡届提出後の手続き:全体像を把握しよう
死亡届提出後の手続きの流れ
死亡届を提出すると、様々な手続きが動き出します。大きく分けて「自動的に処理されるもの」と「ご遺族が別途手続きを行う必要があるもの」があります。全体像を把握することで、スムーズな対応が可能になります。
自動処理される手続きと別途必要な手続き
自動処理される手続きは、主に公的な記録の変更や、一部の年金・保険の停止などです。しかし、ほとんどの手続きはご遺族が行う必要があります。この違いを理解することが重要です。
死亡届提出で自動的に処理されること
戸籍・住民票の変更
死亡届が受理されると、故人の戸籍と住民票に死亡の事実が記載されます。これにより、自動的に住民票が消除されます。
年金・保険の一部停止
国民年金や厚生年金などの年金、健康保険などの一部は、死亡届の提出によって自動的に停止手続きが開始されます。ただし、受給停止の手続きが別途必要な場合もあります。
その他自動処理される手続き
- 選挙人名簿からの削除
- 印鑑登録の抹消
別途手続きが必要なこと:放置すると大損することも
年金・保険の手続き(遺族年金、死亡保険金など)
遺族年金
遺族年金は、故人の年金加入状況や遺族の状況によって受給資格が発生します。受給するためには、年金事務所で手続きが必要です。
死亡保険金
生命保険に加入していた場合、死亡保険金が支払われます。保険会社に連絡し、請求手続きを行いましょう。
相続に関する手続き
遺産分割協議
遺産分割協議は、相続人全員で行う必要があります。誰がどの遺産を相続するかを決定し、合意書を作成します。
相続税申告
相続財産が一定額を超える場合、相続税の申告が必要です。税理士に相談しながら、期限内に申告・納税を行いましょう。
不動産の名義変更
不動産を相続した場合、法務局で名義変更の手続きを行います。
公共料金・契約の変更・解約
電気・ガス・水道
電気、ガス、水道は、名義変更または解約の手続きが必要です。
電話・インターネット
電話やインターネットも、名義変更または解約の手続きを行います。
クレジットカード
クレジットカードは、解約手続きが必要です。
その他必要な手続き
運転免許証の返納
運転免許証は、警察署または運転免許センターに返納します。
パスポートの返納
パスポートは、都道府県の旅券事務所に返納します。
死亡届提出後の手続き:スムーズに進めるためのポイント
必要書類の準備
各手続きに必要な書類を事前に確認し、準備しておきましょう。戸籍謄本、印鑑証明書、身分証明書などがよく必要になります。
相談窓口の活用
年金事務所、保険会社、税理士、弁護士など、専門家の相談窓口を積極的に活用しましょう。
手続きの期限を確認
各手続きには期限が設けられている場合があります。期限を確認し、余裕を持って手続きを進めましょう。
まとめ:死亡届提出後は計画的に手続きを進めよう
死亡届提出後の手続きは多岐に渡りますが、自動処理されるものと別途必要なものを把握し、計画的に進めることで、スムーズに対応できます。放置すると損をする可能性もあるため、この記事を参考に、漏れのないように手続きを進めてください。
